老化について、考えること自体が年
最近、年、歳、加齢と書くことが多くなったので、
老化について調べてみた。
老化には「酸化」と深い関係があると言われています。
「酸化」とは「原子」や「分子」がもつ「電子」が奪われる化学反応です。
通常「電子」は1つの軌道に2個ずつ対になっているときに安定しています。しかし何らかの要因で電子が1個奪われると、その物質は酸化されたことになります。
このように電子が1個しかない原子や分子を「フリーラジカル」といいます。
このフリーラジカルは、私たちの体の中でも生み出されています。
その代表格が「活性酸素」です。
この酸素は電子の数が1つ半端で不安定な状態なので、電子の状態を安定させようと、正常な細胞から電子を奪おうとします。
活性酸素から電子を奪われた細胞は正常な活動ができなくなり、やがて死滅します。
これが老化の原因になります。
この活性酸素は、紫外線やたばこ、ストレス、激しい運動、食品添加物、大気汚染など、さまざまな要因が引き金になって発生します。
(以上、日本成人病予防協会 ほすぴ 謎解き!からだの不思議~老化の探求~第154号を省略抜粋)
ということは、マラソンは激しい運動なので老化は進むのか?
激しい運動で活性酸素は増えるのか?
で、また上記の「ほすぴ」の一文
健康管理において多くのプラス要素をもたらす運動ですが、実は有酸素運動と無酸素運動のどちらも多くのエネルギーが必要なため、活性酸素を発生させてしまいます。特に激しい無酸素運動は、発生量を増やすと考えられています。
(マラソンは有酸素運動だった・・・私)
しかし、運動をある期間継続することによって、体は抗酸化酵素を多く作るようになり、活性酸素除去能力が高まります。また、日ごろから運動不足だと、細胞内で活性酸素が発生しても抗酸化酵素が素早く対処しにくくなるため、運動習慣によって抗酸化酵素をつくる細胞を適度に鍛える必要があります。(以上で引用終わり)
つまり日ごろから有酸素運動をしていれば、活性酸素除去能力がある抗酸化酵素を多く持つことが出来るようになって、老化を防げるということです。
では、紫外線を浴びながら42.195kmを走るフルマラソンは、激しい有酸素運動ですが、老化防止に役立つのでしょうか?
走ったあとの疲労感を考えると、
活性酸素の勝ち!
のような気がします。
だったら適切な距離は?
人間、30kmまでは走れると、どなたかのブログで読んだことがあります。
しかし、青梅マラソン、誰でもが走れる距離ではありません。
では何kmが適当か?
色々ブログを読んでみると、10kmが多いようで、確かに10kmを日ごろ走り慣れると、筋肉痛もなく体が楽になります。
さて、10kmは老化防止になるんでしょうか?
なんだかフルマラソン嫌だ!と言っているみたいになった。
今日は予定通りのランオフ。
しかし3キロぐらいは身体慣らしに走っておきたかった。
でも今日は夕方から雨が降って・・・
なんだか、距離よりも規則正しい運動の方が健康には良さそうですね。
なんだかんだと考えることが年を取った証拠のようです。
明日の天気予報は雪。
走れるだろうか。
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